2006年02月06日

Symbian OS とは

「Symbian OS」は英Symbian社が開発し、様々なメーカーにライセンスしているOSです。同社は、携帯電話関連においてはノキア、モトローラ、サムスン、ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズといった世界の主要な携帯電話メーカーに「Symbian OS」をライセンスしており、海外では「スマートフォン」と呼ばれる多機能携帯電話に搭載されています。ちなみにSymbian自体は、エリクソン、ノキア、サイオン、モトローラ、松下通信工業などによって設立されたPSION Groupの1企業です。

 2002年現在、ソニー・エリクソン「P800」や、ノキア「Nokia 7650」「Nokia 3650」、そして「N-Gage」を含む20機種の携帯電話がSymbian OSを使って現在開発中であると公式にアナウンスされています。また、日本市場向けの端末では、富士通製の「F2051」がはじめてSymbian OSを採用しています。
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Symbian OSTM開発環境 WATCHPOINTとCodeWarriorTM for Symbian OSTMの連携

■特長

1. 従来は、CodeWarrior(TM)とターゲットが、シリアルで接続され、ターゲット上のSymbian OSと通信を行い、アプリケーションデバッグを提供していますが、カーネル、デバイスドライバなどはデバッグできないという弱点があります。
   
2. CodeWarriorTMとWATCHPOINTを接続することによって、ICE経由でのデバッグを可能にします。
・ これにより、カーネル、ドライバなどもCodeWarriorTMでデバッグできるようになります。
・ また、エミュレーションメモリやトレースなど、CodeWarriorTMには無いICEの機能を使うことができるため、結果、デバッグ方法の幅を広げることになります。
・ Symbian OSTMのカーネルやドライバなど、ICEを使ってソースレベルデバッグ出来ます。
ただし、CodeWarriorTMの仕様に依存します。
   
3. CodeWarriorTM側の主な機能
・GO実行
・ブレーク
・ステップ実行:ステップイン/ステップアウト等
・変数インスペクト
・ブレークポイント:ハードウェア/ソフトウェアブレークポイント  
   
4. WATCHPOINT側の主な機能
・エミュレーションメモリの設定※1
・トレース/トリガ(逆アセンブラレベル)※1
・外部フラッシュメモリへのダウンロード
・内部レジスタの参照および変更
・ラインアセンブル
・リセット
  ※1 フルICE接続時に有効
※  CodeWarriorTM for Symbian OSTMは、OEM Edition Ver.3.0.2以降をお使いください。
※ 各製品は、各社の商標または登録商標です。製品の仕様は予告なく変更する場合があります。  
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PDA化する携帯電話

「Symbian OS」が採用されているソニー・エリクソン「P800」、ノキア「N-Gage」などは、いずれもスマートフォンと呼ばれるタイプの携帯電話です。一般的に“スマートフォン”とは、大きめのカラーディスプレイを備え、音声通話の機能以外にインターネットコンテンツを閲覧したりメールを送ったりできるほか、メッセンジャー機能といったネットワークコンピュータ的な機能を利用できる携帯電話のことを言います。

 また、今までの電話機にはない電子マネー機能やスケジュール管理、メモ機能など、PDAが持っているような機能を備え、さらにインテリジェント化したものを指して言う場合もあるようです。広い意味では、日本のiモード端末などもこのカテゴリーに含まれるようです。

 「Symbian OS」はPSION Groupの前身であるPSIONがPDA用に開発したOS「EPOC(エポック)」をベースにし、アプリケーションをセットして、携帯電話がPDA的な利用法も可能になるソフトウェアです。

 Symbian OSを利用し、既に市場に出ている携帯電話としては、たとえばGSM端末である「Nokia 9210」などがあります。同端末は、そのまま使うと携帯電話、開くとキーボード付のPDAという変わった形状の携帯電話なのですが、その見かけの通り、開かずに声で電話をかけることができますし、開けばPDAとして、あらかじめインストールされている文書作成用アプリケーション「Word」や、表計算アプリケーション「Sheet」を使ったり、あるいは新たにサードパーティ製のアプリケーションをインストールすることも可能と、電話というよりは小さなパソコンのように使うこともできるようになっています。

 ちなみに「Nokia 9210」では、それまでのPSION端末にはなかった動画を再生するアプリケーション「Movie Player」なども使えますし、コンピュータとして使いながらハンズフリーで電話として通話することすら可能なため、それまでのPDAよりもさらに高性能ということもできるかもしれません。

 既存のGSM携帯電話の通信網をそのまま利用しつつ、より高速なデータ転送が可能な「GPRS方式」が利用できるようになったためか、GSM方式が利用されている地域では、音声通話だけではなくPDAのような機能も含んだ「Nokia 7650」のようなスマートフォンが流行しつつあります。そのため、このようなPDAの機能をそのまま持ってきたような「Symbian OS」が採用されるようになったのでしょう。また今後は、さらにデータ通信速度の早い3G方式「UMTS(Universal Mobile Telecommunication Systems)」も控えています。

 同様のケースとして、たとえば以前とりあげたマイクロソフトのSmartPhone 2002(Stinger)やPalm OSなどPDA向けOSが、スマートフォン用に採用されるようになっているようです。

32bit OS、文字コードはUTF-8
 その他のSymbian OSの特徴としては、

* 32bit OS
* マイクロカーネルアーキテクチャ
* マルチタスク、マルチスレッドに対応
* 開発環境を安価に揃えられる
* 内部文字コードはUnicode(UTF-8)で国際化が容易
* キー入力、ペン入力をサポート

といった点が挙げられます。



 最新のSymbian OS v7.0では、

* 3G、2G双方に対応
* ショートメッセージとしてSMS、EMS、MMSが利用可能
* MIDP対応Java VMを搭載
* IPv6、IPSEC対応

などの機能が新たに追加されています。


 ちなみに、EPOCは、PSION Groupの前身であるPSION社から発売された「SERIES5」というARM CPU搭載のPDAから利用され、ER(EPOC Releaseの略)3、ER5、ER6…とバージョンが上がっていきました。

 携帯電話では、エリクソン製「R380 mobile phone」が初めてER5をベースにしたバージョンを採用しています。現行機種では、「Nokia 9210」がSymbian OS 6.0(ER6ベース)、ソニー・エリクソン製「P800」がSymbian OS 7.0(ER7)といったあたりが使われています。

 なお、Symbian OSに対応している携帯電話用チップセットとしては、Intel製「XScale」やTexas Instruments製「OMAP」、Motorola製「DragonBall MX1」など、いずれもARMコアのチップセットが公式にリリースされています。
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