2006年02月14日

シンビアン、スマートフォン向けの新OS「Symbian OS v9」をリリース

Symbianが米国時間2日、スマートフォン向けのオペレーティングシステム(OS)「Symbian OS v9」をリリースした。同OSは、セキュリティが強化され、より柔軟なカスタマイズが可能になったほか、企業ユーザー向けの機能が追加されているという。 Symbian OS v9を搭載するスマートフォンは2005年後半に発売される予定。

 2日朝、同社のマーケットコミュニケーション担当バイスプレジデントPeter BancroftはZDNet UKに対し、同OSを採用することで、メーカーはよりニッチなユーザー(モバイルワーカーやゲーマー、マルチメディアサービスをしばしば利用するユーザーなど)を意識した端末を開発できるようになると述べた。

 Intelは昨年10月、Symbianの3G端末に対応したプラットフォームを開発中であると明らかにしたが、BancroftはこのプラットフォームとSymbian OS v9に相互運用性があることを認めた。

 注目が高まりつつあるニッチ市場の顧客を囲い込む目的で、メーカー各社は端末の差別化に力を入れている。しかし、だからといって、市場が新しいユーザーインターフェースであふれかえることはないだろうと、Symbianは考える。その理由についてBancroftは、費用と時間を考えると新しいユーザーインターフェースの開発研究は誰にでも気軽に手を出せる分野ではないからだと述べる。だが同氏は、「市場で何が起きるか、誰にも予測できない」とも付け加える。

 Symbian OS v9にはデバイスマネジメント機能が搭載されているが、これは携帯電話会社や企業のITスタッフがスマートフォンをリモート管理するのに役立つという。具体的には、この機能を利用して、リモート環境から問題点を分析したり、新しいアプリケーションをインストールしたり、インストール済みのアプリケーションの動作を確認したりすることができる。

 Bancroftは、「携帯電話端末が多くの機能を持つようになるのは、素晴らしいことだ。だが、機能が充実すればするほど、サポート費用も高くなることに留意してほしい」とくぎを刺す。

 企業ユーザーを視野に入れて強化された機能はほかにもある。例えば、携帯機器から電子メールへのアクセスを効率化するプロトコルInternet Message Access Protocol(IMAP)のサポートが改良されている。またSymbian OS v9では、Lotus NotesやOutlookのグループスケジューリング機能を利用できるので、社外でも打ち合わせを調整することが可能になるという。
posted by シンビアン at 20:25| Comment(0) | TrackBack(0) | NOKIA SMARTPHONE HACKS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

英Symbian,スマートフォン向けOSの新版「Symbian OS version 9」を発表

英Symbianが,スマートフォン向けOSの新版「Symbian OS version 9」を英国時間2月2日に発表した。マルチメディア/セキュリティ/管理機能などの強化を図った。また,「大量販売される安価な携帯電話機も同OSの対象に含める」(Symbian社)としている。

 Bluetoothステレオ・ヘッドセット,大容量USBストレージ,高度なオーディオ再生,MPEG,OMAのデジタル著作権管理(DRM)などに対応し,マルチメディア機能を高めた。数100Mピクセル・クラスのカメラ付き携帯電話機のプラットフォームとしても利用できるという。サイズや向きの異なる画面,複数画面も処理できる。

 OMA準拠のデバイス管理ソリューションを使用すると,新しいネットワーク・サービス/機能/アプリケーションの導入,障害診断,導入済みアプリケーションの監査が,遠隔地から行える。セキュリティ面も強化し,携帯電話機内の重要情報が悪質なプログラムにアクセスされるのを防ぐ仕組みも導入した。

 IMAPサーバー上の電子メールをフィルタリング/ソートする機能を強化したほか,Lotus NotesやMicrosoft Outlookの予定表機能との連携も可能にした。携帯電話機向けJavaガイドラインJava Technology for the Wireless Industry(JTWI:JSR 185)とPersonal Information Management(JSR 075)に対応しており,Javaベースのアプリケーションやサービスを利用できる。

 新版を搭載した携帯電話機は,2005年後半に利用可能となる見込み。
posted by シンビアン at 20:24| Comment(0) | TrackBack(0) | NOKIA SMARTPHONE HACKS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

最新Symbian OS搭載のスマートフォン、ソニエリが発表

Sony Ericssonの新端末「P990」はSymbian OS 9.1とUIQ 3ソフトプラットフォームを搭載し、Wi-Fiネットワークにも対応。ユーザーはOpera 8でWebサイトを閲覧できる。(IDG)

 来年第1四半期に、Sony Ericsson Mobile Commnunicationsは、Symbian OS 9.1とUIQ 3ソフトプラットフォームを搭載した初のスマートフォンを発売する。同社が10月10日、明らかにした。

 この発表と同日に、Symbianの子会社UIQ Technologyは最新版ソフトプラットフォームUIQ 3向けのSDK(ソフト開発キット)を発表した。UIQ 3はSymbianをベースとしており、開発者はこれを使うと、UIQに対応した各社のスマートフォンで動作するアプリケーションを開発できる。携帯電話開発者は、それぞれの端末向けにアプリケーションを書き直したり、調整しなければならないことが多い。UIQプラットフォームはそうした作業を取り除くことを目指している。

 このSDKは、UQIの開発者コミュニティープログラムに登録し、Smartphone Showに参加した500人の開発者に提供される。Smartphone ShowはSymbianの年次カンファレンスで、10月11日から12日までロンドンで開催される。このSDKの最終版は、UIQの開発者プログラムサイトで10月26日からダウンロード提供される。

 Sony Ericssonの新端末「P990」は最新のSymbian OSを走らせるほか、UMTSとWi-Fiネットワークに対応し、2メガピクセルカメラを搭載する。ユーザーはOpera 8でWebサイトを閲覧できる。80Mバイトの内蔵メモリと64Mバイトのメモリースティックを備え、また別売りの4Gバイトメモリースティックも利用できる。

 Sony Ericssonは発表文で、発売前にこの端末を発表したのは、この端末が発売されてすぐに使えるアプリケーションを構築する時間を開発者に与えるためだと述べている。開発者はC++またはJavaでプログラムを構築できる。

 同社はこの端末をSmartphone Showで展示する予定だ。
posted by シンビアン at 20:14| Comment(1) | TrackBack(0) | NOKIA SMARTPHONE HACKS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

スマートフォンをマス市場へ──SymbianとNokia

Symbian OS v9.0を投入したSymbianは出荷倍増中。2008年には1台当たりの開発コストが78ドルになり、全携帯電話の25%がスマートフォンとなるという。

 スマートフォン分野のキーワードは“マス市場”となった。2月14日、仏カンヌで開催したモバイル最大規模のイベント「3GSM World Congress 2005」にて、英SymbianとフィンランドのNokiaはそれぞれプレス向けに発表会を開催、マス市場へ向けた戦略を語った。

Symbian OS v9.0でOS強化

 Symbianが2月2日に発表した最新の携帯端末向けOS「Symbian OS v9.0」は、セキュリティ、デバイスの管理機能などを強化し、スマートフォンのマス市場への普及を意識している(2月3日の記事参照)。コアとなるプラットフォームの上に、端末メーカーやオペレータが特定セグメント向けに機能を追加できるレイヤーを持つ。セグメントとしては、エンタープライズ、音楽、ゲームなどを想定している。

sym2.jpg
 SymbianのCEO、デビッド・レビン氏はこの日、Symbianの現状を報告した。2004年出荷されたSymbian OS端末は1438万台。年間平均成長率は115%で、4四半期連続で出荷台数倍増を達成したという。まさに倍倍ゲームでユーザーを増やしている状態だが、スマートフォン自体の市場のパイはまだまだ小さい。2004年第4四半期のスマートフォン出荷台数は568万台。同期、世界で出荷された携帯電話の台数は1億9500万台程度といわれている。

 マス市場に向けた取り組みはOSの強化だけではない。米Texas Instrumentsや米Intelとレファレンスデザインを設計し、コスト削減、早期市場投入を手助けしている(10月6日の記事参照)。この日、同社は日立製作所と三菱電機の半導体分野の合弁会社、ルネサス テクノロジとも提携を発表(2月14日の記事参照)。ルネサスの3G端末向けプラットフォームにSymbian OSをポーティングすることで、開発工期を短縮できるとしている。

Series 60 3rd Editionも発表

 そのSymbian OSにおけるUI(User Interface)の1つが、Nokiaの「Series 60」だ。Nokiaはこの日、最新のSymbian OS向けに「Series 60 3rd Edition」を発表。OSと足並みを揃えた。

sym3.jpg
 Symbian OSのUIはほかに、Ericssonの出資を受けるスウェーデンのUIQ Technologyもある。OSとしてMicrosoftやLinuxと競争するだけでなくUI間でも競争がある。Nokiaのモバイルソフトウェア・セールス&マーケティング副社長、アンティ・バサラ氏はこの日、「音楽、ゲームに代表されるマス市場と、これまで通りのハイエンドの2方向アプローチをとる」と戦略を明かした。
※アンティ・バサラ氏の会社名が謝っておりました。お詫びし、訂正させて頂きます

 中でもカスタマイズ化はオペレータ、端末メーカーからの需要が高い部分で、ここへのフォーカスがSeries 60の差別化ポイントとなる。カメラなどイメージング、ビジネス、音楽、ビデオ、ゲームなどのカテゴリに対応する。例えば、イメージングでは高機能マルチメディアレンダリングを実現し、ビジネスではQWERTYキーをサポート。音楽ではOMA DRM 2.0によるダウンロードが実現できるほか、カスタマイズ可能な音楽再生プレイヤーをビルトインで提供する。

 Nokiaは先立って米Macromediaと提携、その一環としてFlashライセンスを取得しており、Series 60端末でFlashが利用できるようになった(2月12日の記事参照)。海外でもFlashはコンテンツプロバイダの注目を集めており、開発者にメリットがありそうだ。

 「Series 60 3rd Edition」は、今年中ごろにライセンス提供を開始する。最初の端末は年内に発表の予定で、ビジネス向けの端末になりそうだという。
2008年、25%はスマートフォンに

 Nokiaでは、2005年2月末でSymbian OS/Series 60ベースのスマートフォンの総出荷台数は2000万台に達すると見込んでおり、2008年、全携帯電話のうち25%がスマートフォンになると予測している。この日、中国のLenovoと英Sendoが、Series 60ベースの端末を発表している。

 Symbian OS全体としては、2004年末時点でライセンス先6社から41機種が提供されており、12社が計40端末を開発中。国内メーカーでは、NTTドコモ向けに富士通、三菱。また海外向けにパナソニックらがSymbian OS搭載端末を提供しており、昨年末にはシャープがこれに加わった(2004年7月8日の記事参照)。

 現在スマートフォンでは最大のシェアを持つのはNokiaだが、日本メーカーの貢献は大きい。レビンCEOは、2003年に「F2051」でSymbian端末を初投入し、以降、テレビ電話機能の「F2102V」、指紋認証機能を搭載した「F900i」や“らくらくホン”、FeliCa搭載の「F900iC」と多岐にわたる端末を投入した富士通を挙げた。

 では、いつスマートフォンはマス市場に浸透するのだろうか? SymbianのレビンCEOは、「素地はすでにある。あとはコストの問題」との見解を示した。「素地」とは、現在世界に出回る携帯電話の80%を供給するメーカーが、すでにSymbian OSのライセンシーとなっているからだ。コストでは、コアの部分でレファレンスデザインや共通セットを利用することで削減につながり、より戦略的な部分となる機能拡張差別化の部分に充当できることになる。

 同社では、2008年には1台当たりの開発コストが78ドルになると試算しており、このあたりが転機になると見ているようだ。
posted by シンビアン at 20:12| Comment(0) | TrackBack(0) | NOKIA SMARTPHONE HACKS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Sony Ericsson、Symbian採用のスマートフォンにメモリースティックDuo搭載

Sony Ericsson Mobile Communicationsは、すでにアナウンス済みのGSM携帯電話「P800」に、メモリースティックDuo(以下Duo)スロットを搭載することを発表した。

P800は、3月にすでに発表されていたもので、今回、詳細なスペックが明らかになった。大きな特徴はDuoに対応した点。日本でもDuo対応端末が7月に登場することが明らかにされているが、正式なアナウンスとしては「世界初ということで間違いない」(同社日本法人広報)。容量は16MBのものが同梱され、PCとの各種データ交換や端末のデータをバックアップすることができる。MP3プレイヤー機能も搭載されており、Duo、または端末に保存した MP3ファイルを再生して、付属のステレオイヤホンで楽しむことができる。

デジタルカメラも内蔵されており、撮影画像やPCから転送した画像データをスクリーンセーバーとして利用したり、フォトライブラリーに保存したりできる。内蔵メモリは12MBで、付属の16MBのDuoと合わせ、28MBのユーザーメモリが提供され、十分にデータを保存できる。データの転送は、 Duoだけでなく、Bluetooth、赤外線、ケーブル、と多彩な方式に対応している。

Sony Pictures Digital Entertainmentが提供する、7月公開の「Men In Black II」のゲームが楽しめるのも特徴。映画に登場する武器でエイリアンを倒す射撃ゲームだ。

OSにはSymbian OS v7.0を搭載、UIQと呼ばれるペンで操作するインタフェースを採用していたPDAタイプの端末だ。ストリーミングのメディア再生にも対応、Wordや ExcelといったMicrosoft Officeのデータの編集・閲覧もできる。BluetoothによるPCとのデータ同期も可能だ。

Webは、HTML、XHTML、cHTML、WAPなどの表示に対応し、欧米やアジアにおけるGSM 900/1800/1900のエリアで利用できる。また、中国語バージョンの「P802」も提供される。発売はともに第3四半期の予定。残念ながらGSM 方式のため日本では利用できない。同社日本法人は同様の端末の開発予定はない、とするが、Symbian OS v7.0はCDMA方式にも対応していることもあり、日本での開発も期待したい。
posted by シンビアン at 20:11| Comment(0) | TrackBack(0) | Symbian OS C++ 実践開発技法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Sony Ericsson、動画対応のSymbian搭載スマートフォン「P900」を発表

Sony Ericssonは、GSM/GPRSをサポートするスマートフォン「P900」とカメラ内蔵携帯電話「T630」を発表した。それぞれ「P800」と「T610」の後継機種となる。米国、ヨーロッパ、アジア地域向け製品で、2003年第4四半期から2004年第1四半期にかけて発売される予定だ。

P900は、OSにSymbian OS v7.0が採用されている。本体背面にカメラを装備しており、VGA (640 x 480) サイズの静止画、QCIF (176×144) サイズのMPEG4ビデオを撮影できる。

わずか2回のボタン操作で撮影が可能になるなど、操作性の高さが特徴の一つとなっている。機能選択用の5方向ジョグダイヤルのほか、文字入力用にUIQと呼ばれるペン入力ユーザインターフェースを搭載。さらにグラフィカルなインタフェースが、写真やビデオの共有やマルチメディアメッセージの送信をサポートするQuickShare機能を備える。データの転送には、Bluetooth、赤外線、USB接続などが利用できる。

ダイヤルボタン部分を開くとワイドスクリーン・モードに切り替わるデザインに変更はないが、ディスプレイがP800の4,096色から65,536色表示に向上した。内蔵メモリは48MB、さらにメモリースティックDuoスロットを備える。内蔵ブラウザはHTML、WAP、cHTMLなどをサポートする Operaが採用されている。メディアプレイヤーは、静止画/動画以外にMP3の再生をサポートしている。

一方、T630はテクノロジに対する関心は高いが安定した機能を使いたい20代から50代のユーザー層をターゲットにしている。ストレート型のコンパクトな本体に6万5000色表示のカラーディスプレイ、カメラ、Bluetooth機能を搭載し、 QuickShare機能も利用できる。
posted by シンビアン at 20:10| Comment(0) | TrackBack(0) | NOKIA SMARTPHONE HACKS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「2010年まで『Symbian OS』がスマートフォン市場をリード」,米ABIの調査

「2010年までは,英SymbianがスマートフォンのOS市場で優勢を維持するだろう」。米ABI ResearchがスマートフォンOS市場の今後の展望について調査した結果を,米国時間4月26日に発表した。

 Symbian社のこれまでの成功は,米MicrosoftによるスマートフォンOS市場の独占を回避しようと,Symbian OSを支持したハンドセット・メーカーやキャリアに負うところが大きい。しかし,フィンランドのNokiaがSymbian社に出資を行っていることから,Nokia社の勢力増大を懸念する向きもある。現に,Nokia社の最大の競争相手である米Motorolaは,同社が保有していたSymbian社の株式を売却して,Microsoft社の「Windows Mobile」を移行しているという。

 スマートフォンOS市場では現在,メーカー独自のOSが98%を占めている。約1000万台に相当する残り2%のシェアを巡って,Symbian社,Microsoft社,Linux開発者がし烈な競争を展開している。

 ABI社は,2009年までに,スマートフォンとWeb対応PDA(携帯情報端末)の出荷台数が,ハンドセット全体の約25%を占めると予測している。また,メーカー独自のOSは機能が限定されているため,より大きなディスプレイや操作性に優れたメニューへの需要が,標準OSに対する需要をけん引するという。
posted by シンビアン at 20:05| Comment(0) | TrackBack(0) | NOKIA SMARTPHONE HACKS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。