2006年02月11日

Series60 GUIアプリケーションの構造

Documentクラス

 Documentクラスは、アプリケーションの扱うデータ(ファイル等)の管理を行うためのクラスです。したがって、このクラスに記述される処理の多くはファイル関連ということになるかと思います。ここでは、ファイル関連の処理は後の連載に回し、ContainerクラスとAppUiクラスから Documentクラスのポインタを取得する方法を紹介しましょう。

CSample1Document* doc = static_cast(
iEikonEnv->EikAppUi()->Document());

または、もっと単純に

CSample1Document* doc = static_cast(Document());

となります。

最後に、ちょっとしたデバックのヒント

 今回抜き出したHandleCommandL関数の中で

iEikonEnv->InfoMsg(_L("test"));

という記述があります。この記述により、図4のスクリーンショットのような簡単なメッセージをエミュレータ画面右上に出すことが出来ます。

■ 図4

 iEikonEnvメンバはAppUiクラスの中で定義されているのですが、次のように書いても同一のデバックメッセージの出力ができます。

CEikonEnv::Static()->InfoMsg(_L("Test"));

 なお、CEikonEnvクラスはeikenv.hにて定義されていますので、必要に応じてインクルードしてください。

 次回は一般的なコードコンベンション、基本データ型および例外処理の考え方を概観していく予定です。
posted by シンビアン at 08:09| Comment(0) | TrackBack(0) | Series60プログラミングテクニック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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