2006年02月26日

Nokia、Symbian、Freescaleの3社、3G携帯端末リファレンス設計を共同開発

半導体メーカーの米Freescale Semiconductor、携帯電話メーカーのNokia(フィンランド)、携帯電話向けOSベンダーの英Symbianは2月8日、3G携帯電話向けのリファレンス設計を共同開発することを発表した。ミッドレンジ向けの3G端末のラインナップ拡充に貢献することが期待される。

このリファレンス設計は、Freescaleのシングルコアモデム「MXC300-30」をベースに、Symbianの「Symbian OS」とNokiaのインタフェース技術「S60」を動かすもの。「MXC300-30」はFreescaleの最新アーキテクチャ「Mobile eXtreme Convergence」をベースとしたもので、通信とアプリケーションを分離したプロセッサ。実装は、フィンランドのElektrobitが担当し、 2007年前半に完成を目指す。

3社では、事前検証済みのリファレンス設計を利用することで端末開発期間を約50%削減でき、端末メーカーやオペレータは迅速かつ安価に3Gスマートフォンを市場に供給できるとしている。中でも、3社が強調するのは、ミッドレンジ向け機種の開発を加速できる点だ。欧州などの市場における3G端末は現在、ハイエンド向けが中心で値段も高価だ。3Gの普及を狙うオペレータにとって、ミッドレンジ向け端末のラインナップは不可欠とされており、昨年から端末ベンダー各社が強化しはじめたところだ。

NokiaとSymbianは2004年にも、米Intelとリファレンスプラットフォーム共同開発で提携している。今回、Freescaleはスマートフォンで大きなシェアを占めるSymbianおよびNokiaと組むことで、自社プロセッサの採用につなげる狙いだ。

Symbianは同日、ライセンス料金の値下げも発表している。これまで、同社OSを採用したスマートフォンは最初の200万台は1台あたり 7.25ドルを、以降は1台5ドルのライセンス料を払う必要があったが、最新のライセンス体系では、最低1台あたり2.5ドルを可能にするという。同社ではこれにより、スマートフォンの市場拡大を狙う。この新しいライセンスモデルは、今年7月より、同社の最新OS「Symbian OS v 9.0」に対し適用される。

Symbianはスマートフォンのコストを下げることで、マス市場への普及を加速したいところだ。同社は、米Microsoft、カナダ Research In Motion、LinuxなどとスマートフォンOS市場で競合しており、調査会社英Canalysによると、2005年第3四半期、Symbianは 63.2%のシェアを占めて首位を維持しているという。
posted by シンビアン at 19:12| Comment(0) | TrackBack(0) | NOKIA SMARTPHONE HACKS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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