海外では、UIQはソニー・エリクソンやモトローラのペン型スマートフォンに、Series 40はノキアの一般的な携帯電話に、S60はキーパッド型スマートフォンに、Series 80はコミュニケータと呼ばれるフルキーボード型スマートフォンに、それぞれ採用されている。
日本では富士通と三菱電機がNTTドコモ向けFOMA携帯電話に使用している。また、シャープとソニー・エリクソンが採用を決めている。ただしこれらFOMAのSymbian端末は「MOAP」と呼ばれるクローズドなユーザインタフェースを採用しており、サードパーティが自由にソフト開発を行うことができない。モトローラ製M1000は例外で、UIQインタフェースを採用しており、サードパーティ向けにAPIが公開されている。ボーダフォンからは、S60ユーザインタフェースを採用したノキア製702NKが発売されている。