2006年02月28日

シャープ、Symbian OS搭載の携帯電話を2005年に投入へ

シャープは、携帯電話端末の事業戦略を示し、英SymbianのSymbian OSを搭載した端末を2005年に商品化する意向を表明した。商品の詳細は明らかにされなかったが、現在開発中であるという。同社は携帯電話用のOSとしてはITRONを採用しているが、「(Symbian OSは)オープン性が保たれている」(松本雅史常務・通信システム事業本部長)点を評価、「徐々にSymbian OSに移行していく」(同)方針で、当面、ITRONとの併用を続ける。

シャープ松本雅史常務

同社では、従来のPDC方式は2003年を頂点として減少に転じており、2005年度以降は急激に減速、2003年から拡大期に入った第3世代のW -CDMAが、2004年を境に急成長すると見ており、次世代の高性能製品にはSymbian OSが搭載されることになりそうだ。

携帯電話の動向

松本常務は「ここまで、カメラ付き端末で市場をリードしてきたが、今後、携帯電話のマルチメディア化がさらに進化するなか、当社にはザウルスの部門や、テレビなどAV機器の分野があることから、総合力でサービス、コンテンツなどと連動させて商品を投入できる」と述べた。

同社は、2004年の携帯電話世界市場の規模を5億4,000万台と推定、カメラ搭載率は38%、画面のカラー化率は75%と予測している。「テレビ付き端末が本格的に立ち上がるのは2005年末から2006年にかけての時期で、10-15%程度が移行、放送と通信の融合化、インフラ整備などとあいまって拡大」(同)、2006年には音声のIP化など、インターネットとの融合がいっそう進み、2010年頃第4世代を迎える、との見通しだ。

2000年10月、同社はカメラ内蔵型携帯電話を初めて世に出した。その後、1年半あまり過ぎた2002年4月にはカメラ付き端末は国内で500万台程度稼動していた。それから2年、2004年5月末には4,998万台に達している。カメラ付き携帯電話には高品質の液晶、カメラモジュールが必須だが、これらは同社が得意とする領域であり、新分野の商品は、部材への需要も拡大させた。カメラの次は何が焦点になるかはまだわからないが、同社の「総合力が強み」(同)になりそうだ。
posted by シンビアン at 14:06| Comment(0) | TrackBack(0) | NOKIA SMARTPHONE HACKS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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