2006年03月04日

米PalmSource,スマートフォン市場を狙い最新OS「Palm OS Cobalt 6.1」など発表

米PalmSourceは,モバイル・デバイス向けOSの最新版「Palm OS Cobalt 6.1」を,ドイツのミュンヘンで開催中の開発者向け会議「PalmSource Euro DevCon」で現地時間9月28日に発表した。通話機能コンポーネントを統合し,Wi-FiおよびBluetoothをサポートする。「強力でありながら使いやすい,最先端のスマートフォンや無線デバイスの開発に最適」(PalmSource社社長兼CEOのDavid Nagel氏)

 同OSは,成長著しい携帯電話市場への参入を図るPalm OSライセンシに向ける。米メディアの報道(TechWeb)によると,2004年第1四半期に出荷されたPDAのうちPalm OSと米Microsoftの「Windows CE」のシェアはともに約40%。Palm OS搭載機の出荷台数は前年同期比20.7%も減少し,一方,Windows CEは勢力を伸ばしている。PDA市場でMicrosoft社にシェアを奪われているPalmSource社にとって,スマートフォン市場を狙った取り組みは,非常に重要だ。

 Palm OS Cobalt 6.1はGSM,MUX,GPRS向けAPIを取り入れており,「携帯電話メーカーはより短期間でPalm OS搭載(Palm Powered)携帯電話を開発できる」(PalmSource社)。また,NAND ROMをサポートするため,自動バックアップおよび復旧機能を実装することで,電池切れや電池交換によるデータ損失を防ぐことができる。

 5方向ナビゲーションをサポートし,PIMアプリケーションも同ナビゲーション機能に対応済み。カメラ,GPSシステム,無線用SD/IOカード内蔵に対応し,USB On-the-Goサポートも備える。QVGA,HVGA,VGA解像度のディスプレイ(縦型と横型)に対応。個々の機能設定を一元的に管理する「Preferences」アプリケーションを搭載するほか,簡体字中国語をサポートする。

 またPalmSource社は,スマートフォン市場向けの一連の発表を同日行った。主な内容は以下の通り。

・モバイル向けWebブラウザの最新版「PalmSource Web Browser 3.0」。アクセスのブラウザ技術「NetFront」をベースにする

・モバイル・アプリケーション開発スイート「Palm OS Developer Suite 1.0」。Eclipseベースの統合開発環境が含まれる

・インストール・ツール「PalmSource Installer」。Palm Powered携帯電話にソフトウエアを配信するための技術

・カナダのResearch in Motion(RIM)の無線メール・サービス「BlackBerry」に対応したAPIを開発し,「PalmSource Mail client for BlackBerry Connect」の初回版でリリースする

・Palm OSユーザー・グループ(PUG:Palm OS User Group)の公式サイトを開設
posted by シンビアン at 12:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 携帯電話 / スマートフォン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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