2006年02月26日

「2005年前期のSymbian OS搭載機の出荷数,前年比191%増の1450万台」,英Symbian

英Symbianは,2005年第2四半期と同年前半のモバイル・デバイスOS「Symbian OS」に関する未監査の業績を現地時間8月18日に発表した。それによると,第2四半期は,Symbian OSを搭載する携帯電話機の出荷台数が前年同期の260万台の3倍に相当する780万台を記録し,世界で同OSを搭載する携帯電話機の台数は3900万台に到達した。

 同年前期でみると,出荷台数は前年同期の500万台から191%増の1450万台。同期間の出荷台数は2004年通期の総出荷台数を上回った。

 前期は,世界で7社のライセンス取得者から54種類のSymbian OS搭載モデルが出荷された。その内,16モデルは欧州と日本で配備されている第3世代W-CDMAネットワークに対応している。18種類の新しいモデルは,富士通,三菱,米Motorola,フィンランドNokia,Panasonicからリリースされている。前年前期は6社から23モデルが出荷されていた。

 同社によれば,現在ライセンス取得者の11社が50種類のSymbian OS搭載携帯電話機の開発を進めている。前年前期は,10社が34モデルの開発を行っていた。

 また,同年前記には,サードパーティが作成した4122種類の同OS向けアプリケーションが利用可能となっている。この数は,前年前期の2512種類から64%増加した。

 同社CEOのNigel Clifford氏は,「同年前期の業績は喜ばしいが,Symbian OS搭載の携帯電話機は市場全体でみると比較的に規模が小さい。とくに大量出荷向けの低価格,ミッドレンジの携帯電話機への展開も視野に入れ,これからの携帯電話モデルへのSymbian OSの搭載を促進することによって出荷台数を伸ばすことに注力しなければならない」とコメントしている。
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株式会社ソフィアシステムズがシンビアン株式会社の プラチナ・パートナー・プログラムに参加

株式会社ソフィアシステムズ(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長:斉藤正志、資本金16億8百万円、JASDAQ上場企業(6942))は、この度、シンビアン株式会社(日本本社:東京都港区、代表取締役社長:西 弘洋、資本金1,000万円(Symbian Ltd.:本社イギリス・ロンドン))のパートナープログラム「Symbian Platinum Partner Program」に参加することを発表いたしました。この提携により、シンビアンから一連の製品とサービスの提供を受け、シンビアンOS向けのソフトウェア・ソリューションを設計し、提供いたします。

現在、全世界における携帯電話販売シェアの*80%以上の割合をSymbian OSのライセンシーは占めています。Symbian OSをご利用になれば、携帯電話メーカーは消費者向けにサードパーティが開発したアプリケーション、コンテンツ、サービスなどに対応する先進的で高機能な携帯電話を提供することが可能です。
ソフィアシステムズは、フルICEからJTAGエミュレータ、ROMエミュレータなど、マイコン組込みシステムにおけるすべての開発フェーズに最適な、マイコン開発支援装置を提供しています。また、ソフィアシステムズのマイコン開発支援装置には、C/C++言語をサポートしたパワフルな高級言語デバッガ「WATCHPOINT」が、標準で装備されています。
ソフィアシステムズは、シンビアン株式会社のパートナーとして、主にシンビアンOSを使用してモバイル製品開発にあたる技術者に、デバッグの作業効率を飛躍的に向上させるOSアナライザー及びエミュレータを開発し提供いたします。

シンビアンのPartnering & Alliances担当Vice PresidentのGilles Allain氏は、「ソフィアシステムズ様がシンビアンとパートナー契約をご締結頂き、世界中のシンビアンOSライセンシーに対して先進的な開発環境を提供頂けることは非常に意義のあることです。」と述べています
ソフィアシステムズの取締役開発本部長の樫平 扶氏は、「シンビアンOSを完全にサポートすることで、当社はモバイル機器開発用ツール分野におけるリーダシップを前進させます。当社は、機能多彩なモバイル機器開発を支援するために、シンビアンと緊密な協力関係に入れることを嬉しく思います。シンビアンOSを搭載する携帯電話の設計を進めている顧客企業は、今回の協力により、製品の開発から市場投入するまでの期間を短縮できるというメリットが得られます」と述べています。
*Source: Gartner Dataquest (August 2002) "Worldwide Mobile Terminal Sales to End-User Estimates for 2Q02."

●シンビアン株式会社について
シンビアン株式会社は、英Symbian社の日本法人です。シンビアンは音声通話、ワイヤレスインターネットアクセス、多くのアプリケーション実行環境などを備えた携帯電話を実現するオペレーティングシステムを世界の大手携帯電話メーカーに供給しています。エリクソン、ノキア、サイオンの3社は、既にSymbian OSベースのデバイスを発売しており、日本ではNTT DoCoMoのFOMAサービスに対応した3G携帯電話が発売されています。Symbian OSベースの次世代モバイル機器を開発している他の企業には、モトローラ、パナソニック、サムソン、三洋電機、ソニーエリクソン、シーメンス等が挙げられます。詳しくはSymbianのWebサイト(http://www.symbian.com/)をご覧ください。

●株式会社ソフィアシステムズについて
 株式会社ソフィアシステムズは1975年に設立され、20年以上にわたり、組込みシステム分野でリーダ的役割を担ってきました。現在でもソフィアシステムズは、日本の組込みシステム開発テクノロジーによるリーダであり、新製品の開発と改良を常に行っています。ソフィアは、組込み開発の有力企業と、緊密な関係で仕事をしています。また、先駆的なテクノロジーを持つ企業などと、新しいパートナーシップを形成するよう常に努力しています。ソフィアシステムズは、多くのハードウェアエンジニアおよびソフトウェアエンジニアが、限られた時間と予算内で、開発プロジェクトを完了させることを可能にする、強力で信頼性のあるリアルタイム・マイクロプロセッサ・エミュレーションシステムを一貫して提供しています。この高品質な製品は、企業や官公庁、研究機関、学校関係などの顧客から、長期にわたり満足されています。ソフィアシステムズは、国内では、東京および名古屋、大阪に営業拠点があります。また海外では、米国カリフォルニアに支店、その他アジアや中東、ヨーロッパに、販売代理店網があります。ソフィアに関しての詳細は、ホームページ (http://www.sophia-systems.co.jp/)を参照して下さい。
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「携帯電話向けOS市場,Symbianの王座は2009年まで」,米調査

The Diffusion Group(TDG)は米国時間2月7日に,携帯電話向けOS市場に関する調査結果を発表した。それによると,同市場では英Symbianの「Symbian OS」が最も優勢だが,米Microsoftの「Windows Mobile」やLinuxの攻勢によりシェアが縮小する見込みという。

 2005年末時点の各OSの市場シェアは,Symbian OSが51%,Linuxが23%,Windows Mobileが17%だった。Linuxは2005年後半に大きく出荷台数を伸ばした。

 「Symbian OSは2007年まで首位の座を維持する。ただし2007年にシェアが縮小し始める。開発者やベンダーによるWindows MobileやLinux,およびネイティブJavaの採用が進むためだ」(TDG社アナリストのLee Allen氏)。

 同社は,2010年末にはSymbian OSのシェアが約22%に減少する一方,Windows Mobileが29%,Linuxが26%にシェアを伸ばすとみる。

 その他の主な調査結果は以下の通り。

・中国市場の台頭や,高機能モデルおよびサービスへの世界的な買い換え需要が,高性能OSの成長を後押しする。

・Windows Mobileは,Pocket PCおよびスマートフォン向けがそろっている点や,「Windows Mobile 5.0」と他のWindowsプラットフォームの密な連携が,企業ユーザーなどのヘビー・ユーザーにアピールする。

・携帯電話向けOS市場で競争に勝つには,他のプラットフォームとの統合をはじめ,アプリケーション開発が容易であることが重要。

・Windows MobileとLinuxが熾烈な競争を繰り広げている間に,米SavaJeの「SavaJe OS」といったネイティブJavaが足がかりを築き始める。
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「2010年まで『Symbian OS』がスマートフォン市場をリード」,米ABIの調査

「2010年までは,英SymbianがスマートフォンのOS市場で優勢を維持するだろう」。米ABI ResearchがスマートフォンOS市場の今後の展望について調査した結果を,米国時間4月26日に発表した。

 Symbian社のこれまでの成功は,米MicrosoftによるスマートフォンOS市場の独占を回避しようと,Symbian OSを支持したハンドセット・メーカーやキャリアに負うところが大きい。しかし,フィンランドのNokiaがSymbian社に出資を行っていることから,Nokia社の勢力増大を懸念する向きもある。現に,Nokia社の最大の競争相手である米Motorolaは,同社が保有していたSymbian社の株式を売却して,Microsoft社の「Windows Mobile」を移行しているという。

 スマートフォンOS市場では現在,メーカー独自のOSが98%を占めている。約1000万台に相当する残り2%のシェアを巡って,Symbian社,Microsoft社,Linux開発者がし烈な競争を展開している。

 ABI社は,2009年までに,スマートフォンとWeb対応PDA(携帯情報端末)の出荷台数が,ハンドセット全体の約25%を占めると予測している。また,メーカー独自のOSは機能が限定されているため,より大きなディスプレイや操作性に優れたメニューへの需要が,標準OSに対する需要をけん引するという。
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Nokia、Symbian、Freescaleの3社、3G携帯端末リファレンス設計を共同開発

半導体メーカーの米Freescale Semiconductor、携帯電話メーカーのNokia(フィンランド)、携帯電話向けOSベンダーの英Symbianは2月8日、3G携帯電話向けのリファレンス設計を共同開発することを発表した。ミッドレンジ向けの3G端末のラインナップ拡充に貢献することが期待される。

このリファレンス設計は、Freescaleのシングルコアモデム「MXC300-30」をベースに、Symbianの「Symbian OS」とNokiaのインタフェース技術「S60」を動かすもの。「MXC300-30」はFreescaleの最新アーキテクチャ「Mobile eXtreme Convergence」をベースとしたもので、通信とアプリケーションを分離したプロセッサ。実装は、フィンランドのElektrobitが担当し、 2007年前半に完成を目指す。

3社では、事前検証済みのリファレンス設計を利用することで端末開発期間を約50%削減でき、端末メーカーやオペレータは迅速かつ安価に3Gスマートフォンを市場に供給できるとしている。中でも、3社が強調するのは、ミッドレンジ向け機種の開発を加速できる点だ。欧州などの市場における3G端末は現在、ハイエンド向けが中心で値段も高価だ。3Gの普及を狙うオペレータにとって、ミッドレンジ向け端末のラインナップは不可欠とされており、昨年から端末ベンダー各社が強化しはじめたところだ。

NokiaとSymbianは2004年にも、米Intelとリファレンスプラットフォーム共同開発で提携している。今回、Freescaleはスマートフォンで大きなシェアを占めるSymbianおよびNokiaと組むことで、自社プロセッサの採用につなげる狙いだ。

Symbianは同日、ライセンス料金の値下げも発表している。これまで、同社OSを採用したスマートフォンは最初の200万台は1台あたり 7.25ドルを、以降は1台5ドルのライセンス料を払う必要があったが、最新のライセンス体系では、最低1台あたり2.5ドルを可能にするという。同社ではこれにより、スマートフォンの市場拡大を狙う。この新しいライセンスモデルは、今年7月より、同社の最新OS「Symbian OS v 9.0」に対し適用される。

Symbianはスマートフォンのコストを下げることで、マス市場への普及を加速したいところだ。同社は、米Microsoft、カナダ Research In Motion、LinuxなどとスマートフォンOS市場で競合しており、調査会社英Canalysによると、2005年第3四半期、Symbianは 63.2%のシェアを占めて首位を維持しているという。
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Adobe Reader for Symbian OS

Adobe® Reader® for Symbian OS™は、Adobe PDFファイルをNokia 6680スマートフォン、Nokia Communicator 9500シリーズ、および9210/9290デバイスで表示できるようにするソフトウェアです。インターネットから、またはeメール添付として、あるいはデスクトップからなどさまざまな方法で、Adobe PDFファイルをお使いのSymbianデバイスにダウンロードできます。起動時間が大幅に短縮され、スピーディにAdobe PDFファイルを閲覧することができるようになりました。
Nokia 6680スマートフォン

NokiaスマートフォンでAdobe Readerを使用するとPDFファイル内の移動や検索が簡単に行えます。さらに、ズーム機能で表示も簡単に調整することができます。

Nokia 6680スマートフォン

Adobe Reader for Symbian OSをNokia 6680スマートフォンにダウンロード (英語)
Nokia Communicator 9500

Adobe Reader for the Nokia Communicator 9500 シリーズでAdobe PDFファイルを表示する方法は、次の2つから選択可能です。ファイルは作成者が意図したオリジナルのフォーマット、またはタグ付きのPDFファイルで表示して、最適な読みやすさが得られます。Adobe Reader for Symbian OSでNokia Communicator 9500デバイスをサポートしているのは英語、フランス語、ドイツ語、スペイン語、およびイタリア語版です。

Nokia 9500シリーズ

詳細については、Adobe Reader for Symbian OS FAQ(英語)をご覧ください。

Adobe Reader for Symbian OSをNokia Communicator 9500にダウンロード
Nokia Communicator 9210/9290

Adobe Reader for Symbian OSでNokia Communicator 9210/9290デバイスをサポートしているのは英語、フランス語、ドイツ語、スペイン語、およびイタリア語版です。

Adobe Reader for Nokia Communicator 9210/9290のダウンロード
ご意見をお寄せください

Adobe Reader for Symbian OSは、アドビのテクニカルサポートの対象外です。Adobe Reader for Symbian OSのユーザフォーラムで他のユーザの書き込みをお読みいただくか、Adobe Reader for Symbian OSに関するご意見をarfeedback@adobe.comまでお寄せください。
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Symbian OSを採用したNTTドコモ向けFOMA新端末を開発

富士通株式会社(社長:秋草 直之、本社:東京千代田区、以下 富士通)は、シンビアン株式会社(社長:西 弘洋、本社:東京港区、以下 シンビアン)が提供するSymbian OSを採用して、NTTドコモ向けFOMA新端末を開発いたしました。また、シンビアンは、富士通と共同でFOMA端末向けにSymbian OSの日本語対応や動画対応、さらにはパフォーマンスチューニング等のカスタマイズを行いました。

新端末はSymbian OSを搭載した最初の日本市場向け携帯電話で、Symbian OSを搭載した世界初の3G向け携帯電話です。また、先進的なグラフィカルユーザインターフェースや高機能なPIM(*1)アプリケーションを搭載し、動画メールに対応した斬新な携帯電話です。富士通からNTTドコモへまもなく納入を開始する予定です。

「富士通は、オープンなSymbian OSを使用することにより、マルチメディアやエンターテイメントなどの幅広いサービスを利用できる高度な携帯電話の提供が可能になると期待しています。今後とも、シンビアンと富士通の技術を融合した豊富な機能をもつ、次世代ネットワーク向けの携帯電話を提供してまいります。」と富士通のモバイルフォン事業本部長、谷島昭一は述べています。

「富士通が、日本市場向けに初めてSymbian OSを搭載した携帯電話を開発したことは、我々にとって喜びにたえません。富士通は、Symbian OSの特徴である柔軟性を活用し、差別化した製品を開発した最高のパートナーです。Symbian OSのライセンシーは、全世界の携帯電話販売シェアの80%以上を占めており(*2)、 2.5G、および3G向け携帯電話のデファクトスタンダードになると思います。携帯電話メーカーは、Symbian OSを採用すれば、各社が開発したアプリケーション、コンテンツ、サービスなどに対応する先進的で高機能な携帯電話をお客様に提供できます。」と英 Symbian社のCEO、David Levinは述べています。
【シンビアン社について】

シンビアン株式会社は英Symbian社の日本法人です。Symbianは音声通話、ワイヤレスインターネットアクセス、多くのアプリケーション実行環境などを備えた携帯電話を実現するオペレーティングシステムを世界の大手携帯電話メーカーに供給しています。 エリクソン、ノキア、サイオンの3社は、既にSymbian OSベースのデバイスを発売しています。Symbian OSベースの次世代モバイル機器を開発している他の企業には、ケンウッド、モトローラ、松下、サムソン、三洋、ソニーエリクソン、シーメンス等が挙げられます。
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Sony Ericsson、動画対応のSymbian搭載スマートフォン「P900」を発表

Sony Ericssonは、GSM/GPRSをサポートするスマートフォン「P900」とカメラ内蔵携帯電話「T630」を発表した。それぞれ「P800」と「T610」の後継機種となる。米国、ヨーロッパ、アジア地域向け製品で、2003年第4四半期から2004年第1四半期にかけて発売される予定だ。

P900は、OSにSymbian OS v7.0が採用されている。本体背面にカメラを装備しており、VGA (640 x 480) サイズの静止画、QCIF (176×144) サイズのMPEG4ビデオを撮影できる。

わずか2回のボタン操作で撮影が可能になるなど、操作性の高さが特徴の一つとなっている。機能選択用の5方向ジョグダイヤルのほか、文字入力用にUIQと呼ばれるペン入力ユーザインターフェースを搭載。さらにグラフィカルなインタフェースが、写真やビデオの共有やマルチメディアメッセージの送信をサポートするQuickShare機能を備える。データの転送には、Bluetooth、赤外線、USB接続などが利用できる。

ダイヤルボタン部分を開くとワイドスクリーン・モードに切り替わるデザインに変更はないが、ディスプレイがP800の4,096色から65,536色表示に向上した。内蔵メモリは48MB、さらにメモリースティックDuoスロットを備える。内蔵ブラウザはHTML、WAP、cHTMLなどをサポートする Operaが採用されている。メディアプレイヤーは、静止画/動画以外にMP3の再生をサポートしている。

一方、T630はテクノロジに対する関心は高いが安定した機能を使いたい20代から50代のユーザー層をターゲットにしている。ストレート型のコンパクトな本体に6万5000色表示のカラーディスプレイ、カメラ、Bluetooth機能を搭載し、 QuickShare機能も利用できる。
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ソフィアシステムズがNOKIA社と提携 統合開発環境「CodeWarrior for Symbian OS」に ソフィア製エミュレータとのインターフェース・ソフトウェアが 標準装備されました

マイコン開発支援装置の総合システムメーカーである株式会社ソフィアシステムズ(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長:樫平扶、資本金21億8百万円、JASDAQ上場企業(6942))は、ソフィア製エミュレータとNOKIA社(本社:フィンランド)との協業により、NOKIA製統合開発環境「CodeWarrior for Symbian OS」がソフィア製開発環境と連携されたことを発表いたしました。 

今回「CodeWarrior for Symbian OS」に標準装備されるソフトウェアは、ソフィア製高級言語デバッガ「WATCHPOINT for ARM」および「WATCHPOINT for XScale」との連携ソフトウェアです。ソフィア製JTAGエミュレータと「WATCHPOINT」を使用することで、今まで「CodeWarrior for Symbian OS」単体でのデバッグが不可能であったリセット状態からのデバッグや、割り込みルーチン内でのデバッグを可能にしました。
また、JTAGエミュレータはフラッシュメモリへの高速書込みをサポートしています。

連携ソフトウェアは、既にβ版がソフィアより配布開始され、2005年6月下旬には最終版が「CodeWarrior for Symbian OS Ver.3.0.2」に組込まれワールドワイドでリリースされます。これにより、ARM及びXScaleプロセッサ搭載システム開発のデバッグ期間の短縮、未完成のシステムに対する効率のよいデバッグ、フラッシュROMへのプログラム・ロードからプログラム実行およびブレーク、各種メモリ・レジスタの参照変更、バストレース、 エミュレーション・メモリ参照変更等、様々な充実したデバッグ機能の実現を開発者にもたらすことができます。
ソフィアでは、これら機能を使うための、ソフトウェア・キーを有償で提供いたします。開発者は、キーを使用することで、「CodeWarrior for Symbian OS」と「WATCHPOINT」のコラボ・デバッグが可能になります。

今回の対応について、株式会社ソフィアシステムズの代表取締役社長の樫平 扶は、「当社デバッガは、既にSymbian OS V8.1bサポートを2004年11月に発表しています。今回の「CodeWarrior for Symbian OS」と当社エミュレータの連携の進化は、ハードウェア・デバッグへの「CodeWarrior for Symbian OS」の利用をさらに進め、開発をより効率的に行うことができるようになります。今後も当社はNOKIAの顧客に向けた業界先端 デバッギング・ソリューションの継続的な提供をワールドワイドで行ってまいります。」とコメントしています。

●株式会社ソフィアシステムズについて
株式会社ソフィアシステムズは1975年に設立され、30年にわたり一貫して組込みシステム分野でリーダ的役割を担い、マイコン開発支援装置をベースにした包括的な開発ソリューションを提供して参りました。ソフィアは、組込み開発の有力企業と、緊密な関係で仕事をしています。また、先駆的なテクノロジーを持つ企業などと、新しいパートナーシップを形成するよう常に努力しています。ソフィアシステムズは、多くのハードウェアエンジニアおよびソフトウェアエンジニアが、限られた時間と予算内で、開発プロジェクトを完了させることを可能にする、強力で信頼性のあるリアルタイム・マイクロプロセッサ・エミュレーションシステムを一貫して提供しています。この高品質な製品は、企業や官公庁、研究機関、学校関係などの顧客から、長期にわたり満足されています。
ソフィアシステムズは、国内では、東京および名古屋、大阪に営業拠点があります。 また海外では、北米、その他アジアや中東、ヨーロッパに、販売代理店網があります。
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Symbian



携帯電話(スマートフォン)向けの組み込みOS、Symbian OSを作っている会社。

Psion社のソフトウェア部門を母体に1998年に設立され、Ericsson (現Sony Ericsson)、 Nokia、Panasonic、Motorola、Psion、Samsung、Siemens等が出資していたが、現在は、Siemens、Sony Ericsson、Panasonic、Nokiaになっており、Nokiaがほぼ半数の株式を取得している状態である。
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2006年02月20日

シンビアンCEO、「FOMA F900iTもSymbianを採用」

6月3日、英Symbian CEO(最高経営責任者)のデビッド・レビン氏が来日し、Symbian OSの現状と取り組みについて紹介した。

 Symbianは携帯機器向けの高機能OSを開発している企業。NokiaやSamsungのほか、松下電器産業やSony Ericssonなども出資している。

 2000年にEricssonがSymbian OSを搭載した携帯電話を発売したのをきっかけに、現在では世界の携帯電話ベンダーの約85%が顧客であるという。 レビン氏によると「2003年12月にSymbian OS搭載電話機の出荷台数が月間100万台を超えた」といい、現在までの総出荷台数は1200万台以上とのことだ。
Symbian OSを搭載したNTTドコモのFOMA F900iT。タッチパネルやBluetooth機能を搭載している

 国内ではNTTドコモが2003年9月に同社と契約を結び、FOMA用のOSとして採用することを決定している。なかでもSymbian OSへの取り組みを積極的に進めているのが富士通で、今までにF2051、F2102V、F900iにおいてSymbian OSを搭載していた。

 レビン氏によると、NTTドコモが6月1日に発表したBluetooth機能搭載のF900iTにもSymbian OSが採用されているという。「Symbianの採用によって、端末の開発サイクルが速くなっている」(レビン氏)。日本法人のシンビアン代表取締役社長久晴彦氏の話によれば、富士通ではSymbian OSに対応するためにF2051の開発には1年以上かかったものの、その後の開発期間は半年程度に短縮しているという。

 「Symbianは携帯端末にカーネルなど共通部分の技術を提供する。これにより、携帯端末ベンダーは製品の差別化となる部分に注力することができる」(レビン氏)

 国内ベンダーとしては、ソニーエリクソンが欧米向けのGSM端末「P900」でSymbian OSを採用しているほか、松下電器もGSM端末「X700」を提供している。また、三菱電機はFOMA向けにSymbian OS搭載端末を開発中という。

 携帯電話向けの高機能OS市場は、Microsoftがねらっている分野でもある。この点についてレビン氏は、Microsoftに対する3つの優位性を挙げる。「第1に、我々は端末ベンダーが差別化を実現するような余地を提供している。第2に、Symbianは携帯端末向けというDNAを持っている。携帯電話にCtrl+Alt+Deleteボタンを付けて欲しいと思ったことはない。第3に、我々はオープンで透明性の高い事業モデルを採用しており、すべてのベンダーと同じ契約を結んでいる。したがって、当然ライセンス料もみな同じ価格だ」(レビン氏)

 NECなどが採用を進めているLinuxについては、「Linuxは統一バージョンがなく、それぞれのベンダーがそれぞれの市場で製品を出している。したがって、統一バージョンのLinux携帯電話というものもない」とした。

 高機能携帯電話と競合することになるPDAの今後については、「PDAは死に向かっている。まもなく死んでしまうだろう」と発言。「ソニーエリクソンの端末のように、PDAの機能を携帯電話に組み込んでしまう方法が正解ではないか」とした。なお、PDAに関しては、先日ソニーが日本以外での撤退を発表している。
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Symbian OS とは

「Symbian OS」は英Symbian社が開発し、様々なメーカーにライセンスしているOSです。同社は、携帯電話関連においてはノキア、モトローラ、サムスン、ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズといった世界の主要な携帯電話メーカーに「Symbian OS」をライセンスしており、海外では「スマートフォン」と呼ばれる多機能携帯電話に搭載されています。ちなみにSymbian自体は、エリクソン、ノキア、サイオン、モトローラ、松下通信工業などによって設立されたPSION Groupの1企業です。

 2002年現在、ソニー・エリクソン「P800」や、ノキア「Nokia 7650」「Nokia 3650」、そして「N-Gage」を含む20機種の携帯電話がSymbian OSを使って現在開発中であると公式にアナウンスされています。また、日本市場向けの端末では、富士通製の「F2051」がはじめてSymbian OSを採用しています。
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ノキア、企業向け開発者支援プログラム「Forum Nokia PRO」

ノキア・ジャパンは、企業を対象とした開発者サポートプログラム「Forum Nokia PRO」を、6月から国内で開始する。同プログラムは会員制の有料プログラムで、世界市場に向けたコンテンツ制作を、開発・マーケティングなどの側面からサポートする。年会費は40万円で、申込受付は同社Webサイトにて開始されている。

 今回発表された「Forum Nokia PRO」は、2004年2月から世界各国で開始されている企業向けの開発者サポートプログラム。5月現在、世界で116社が加盟しており、テスト環境やテクニカル・サポート、ビジネス開拓、マーケティングサポート、コミュニティプログラムなどが提供される。


ノキア・ジャパン代表取締役社長 ヘイッキ・テンフネン氏
 会員となった企業は、国内に数カ所用意されている試験施設「Nokia Developer HUB」の利用が、当初は1社につき月5時間使用できる予定で、日本にいながらGSM端末のコンテンツやアプリを開発・検証できる。また、ノキアの携帯電話端末や開発者向けSDKなどがセットになった開発キットが年1回提供されるほか、無料トレーニングセッション、日本語テクニカルサポート、会員企業による交流会など、各種のサポートプログラムが提供される。

 同社は19日、都内で携帯コンテンツプロバイダを集めて「Forum Nokia PRO」に関する発表会を開催した。発表会の冒頭、壇上に上がったノキア・ジャパン代表取締役社長のヘイッキ・テンフネン氏は、同プログラムの日本市場への導入が世界各国で展開される政策の一環としながらも、日本の携帯電話市場については「モバイルコンテンツでは日本は最も進んだ市場。戦略的市場と位置づけている」とし、同プログラムを日本で導入する意気込みを語った。


ノキア・ジャパン Forum Nokia日本代表 大塚孝之氏
 続いて登壇した、同社 Forum Nokia日本代表の大塚孝之氏は、同プログラムを「トッププロバイダ向けに、世界で成功していただくために用意したプログラム」と述べ、会員企業に質の高いサポートが提供されることを説明した。発売前のプロトタイプの端末を貸し出すことが可能なことも明らかにされたほか、毎年40種類以上の新製品が世界で発売される同社製端末が、会員向けに優先的に用意されるとのこと。また、会員情報は世界各国のForum Nokiaチームで共有され、具体的な海外展開の際にも役立てられるという。

 同プログラムは、世界で1,000万台以上出荷された同社のプラットフォーム「Series 60」を中心に大きく4つのプラットフォームが扱われる予定で、国内で開発から検証までをサポートすることにより、海外投資を抑えたい企業や、これから世界市場向けのコンテンツを制作する企業にとって「海外ビジネスに対する登竜門、パスポートになる」(大塚氏)としている。
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最新Symbian OS搭載のスマートフォン、ソニエリが発表

Sony Ericssonの新端末「P990」はSymbian OS 9.1とUIQ 3ソフトプラットフォームを搭載し、Wi-Fiネットワークにも対応。ユーザーはOpera 8でWebサイトを閲覧できる。(IDG)

 来年第1四半期に、Sony Ericsson Mobile Commnunicationsは、Symbian OS 9.1とUIQ 3ソフトプラットフォームを搭載した初のスマートフォンを発売する。同社が10月10日、明らかにした。

 この発表と同日に、Symbianの子会社UIQ Technologyは最新版ソフトプラットフォームUIQ 3向けのSDK(ソフト開発キット)を発表した。UIQ 3はSymbianをベースとしており、開発者はこれを使うと、UIQに対応した各社のスマートフォンで動作するアプリケーションを開発できる。携帯電話開発者は、それぞれの端末向けにアプリケーションを書き直したり、調整しなければならないことが多い。UIQプラットフォームはそうした作業を取り除くことを目指している。

 このSDKは、UQIの開発者コミュニティープログラムに登録し、Smartphone Showに参加した500人の開発者に提供される。Smartphone ShowはSymbianの年次カンファレンスで、10月11日から12日までロンドンで開催される。このSDKの最終版は、UIQの開発者プログラムサイトで10月26日からダウンロード提供される。

 Sony Ericssonの新端末「P990」は最新のSymbian OSを走らせるほか、UMTSとWi-Fiネットワークに対応し、2メガピクセルカメラを搭載する。ユーザーはOpera 8でWebサイトを閲覧できる。80Mバイトの内蔵メモリと64Mバイトのメモリースティックを備え、また別売りの4Gバイトメモリースティックも利用できる。

 Sony Ericssonは発表文で、発売前にこの端末を発表したのは、この端末が発売されてすぐに使えるアプリケーションを構築する時間を開発者に与えるためだと述べている。開発者はC++またはJavaでプログラムを構築できる。

 同社はこの端末をSmartphone Showで展示する予定だ。
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ソケットの作成と接続

ソケットの作成と接続

 サーバ名からIPアドレスを解決した後は、そのIPアドレスに対してソケットの接続を確立します。

// ソケットの作成
TInetAddr addr ;
RSocket socket ;
addr.SetPort(80);
TInt32 addNum = TInetAddr::Cast(nameRecord.iAddr).Address() ;
addr.SetAddress( addNum );

User::LeaveIfError(socket.Open(socketServ, KAfInet, KSockStream,
KProtocolInetTcp));
socket.Connect( addr, status );
User::WaitForRequest( status );

if( status != KErrNone ){
User::Leave(KErrCouldNotConnect);
}

 TInetAddrクラスは、アドレスとポート番号をカプセル化したクラスです。このクラスのインスタンスに対して、DNSで獲得したIPアドレスと、今回用いるポート番号(80)を指定します。

 その後、TInetAddrで表されるIPアドレスとポート番号に対してRSocket::Open、RSocket::Connect関数でソケットの確立を行います。Connect関数も非同期になっておりますので、呼び出しの直後にUser::WaitForRequest関数を呼び出し、この非同期関数の実行終了を待ちます。

 Open関数での第一引数はソケットサーバのインスタンスです。第二引数以降はおそらく説明は必要ないかと思います。

HTTPのHEADメソッドの発行

 今回はHTTP/1.0のHEADメソッドを発行し、その結果を受けます。HTTPはテキストベースのプロトコルですから、単純に文字列をサーバに渡すだけです。

_LIT8(KHead, "HEAD / HTTP/1.0\n\n");
socket.Write(KHead, status);
User::WaitForRequest( status );

if( status != KErrNone ){
User::Leave(10);
}
TBuf8<256> result ;
socket.Read( result, status );
User::WaitForRequest( status );
if( status != KErrNone ){
User::Leave(KErrCouldNotConnect);
}
TBuf<256> result16 ;
result16.Copy( result) ;

 ここで注意が必要な点として、ディスクリプタの幅の問題があります。Series60ではUnicodeを用いていますが、HTTPの通信はAscii コードなどになります。したがって、通信を受けた部分では8bitのディスクリプタで受け、それを表示する段階で16bitのディスクリプタにコピーをしたものを利用しています。

最後にサンプルについて

 今回のサンプルは「コードをひとつの関数にまとめる」意味から、アクティブオブジェクトを使用しておりません。本来であれば、非同期の処理としてアクティブオブジェクトを利用する場所でも、処理の終了を同期的に待っております(User::WaitForRequest関数を使用している箇所です)。
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今回のサンプル

今回のサンプル「DumbBrowser」は、HTTPサーバのルートコンテキスト(「http://サーバー名/」の形式のアドレス)にHTTP/1.0のHEADメソッドを用いて通信を試みます。そのためには、以下の流れになります。

1. DNSを用いてIPアドレスを解決
2. 1で取得したIPアドレスを持つサーバに対して書き込み(“HEAD / HTTP/1.0\n\n”)
3. 2に対するサーバからのレスポンスを取得

 今回のサンプルは、こちらからダウンロード可能です(DumbBrowser.zip)。

サンプルの実行

 サンプルをダウンロードして、これまでと同様にビルドしますと、エミュレータのメニューに次のようなアイコンが追加されます(画面2)。

■ 画面2

 このアプリケーションを実行し、[オプション]→[サーバにHTTP/HEADで..]とメニューを選択しますと、次のようなダイアログが現れます(画面3)。

■ 画面3

 ここにサーバ名を入れます(プロトコル名「http://」は入れないで下さい)。例えば、「www.hicorp.co.jp」と入力すると、次のような実行結果になります。なお、実行には多少の時間がかかることがあります(画面4)。

■ 画面4

RSocketServについて

 コードの説明に入る前に、RSocketServクラスについて解説をしておきたいと思います。このクラスはプラットフォームがもつネットワーク機能へアクセスする際のハンドルになります。

 プラットフォーム側では、ネットワーク機能はSocket Serverで実現されており、このSocket Serverに対して依頼を発行するときの窓口になります。したがって以下のサンプルでも、このクラスのインスタンスは、ネットワークの接続が必要な箇所で引数で渡される使われ方をします。

DNSを用いた名前解決

 DNSを用いて名前解決を行うコードは次の通りです。

// void CDumbBrowserContainer::LoadHTMLData関数より抜粋
RSocketServ socketServ ;
RHostResolver hostResolver ;

this->iHostNameLabel->SetTextL( url );

User::LeaveIfError( socketServ.Connect() );
User::LeaveIfError( hostResolver.Open(socketServ,
KAfInet, KProtocolInetUdp) );

TNameEntry nameEntry ;
TRequestStatus status ;

// DNSによる名前解決
hostResolver.GetByName( url, nameEntry , status );
User::WaitForRequest( status );

if( status != KErrNone ){
User::Leave(KErrCouldNotConnect);
}

// 取得したIPアドレスの確認
TNameRecord nameRecord = nameEntry();

TInetAddr addr ;
TBuf<15> ipAddr;
TInetAddr::Cast(nameRecord.iAddr).Output(ipAddr);
this->iIpLabel->SetTextL( ipAddr );

 名前解決は、RHostResolverクラスが行います。RHostResolverのメンバ関数であるOpen関数の第一引数に渡すのは、ソケットサーバーであるRsocketServクラスのインスタンスになります。このクラスは名前が示す通り、IPプロトコルのエンドポイントを表すクラスになります。

 また、KafInetは使用されるIPのプロトコルがIPv4であること、KProtocolInetUdpはIPレイヤの上位のプロトコルがUDPであることを表しています。おそらく、このあたりのセッションの確立方法はUnixなどのほかのOSでネットワークプログラムを作成した経験があれば、さほど難しくないと思います。

 最後に、RSocketServ、RHostResolverクラスはやはりRクラスになっていますので、作成にはConnect関数やOpen関数など、また終了処理にはCloseなどの関数を呼び指します。LoadHTMLData関数の一番下にこの終了処理がまとめて記述されています。

 実際の名前解決は、以下のコードで行われます。

// DNSによる名前解決
hostResolver.GetByName( url, nameEntry , status );
User::WaitForRequest( status );

 GetByName関数は、非同期の処理になります。したがって、本来はアクティブオブジェクトを用いて処理を行うのが本筋になりますが、ここではコードのわかり易さを優先して、非同期の関数であるGetByNameの実行終了をUser::WaitForRequest関数で待ちます。第二引数に名前解決の結果が格納されます。最後にDNSに問い合わせた結果を画面に表示します。
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ネットワーク接続

いよいよ秋も深まり、皆様いかがお過ごしでしょうか? 今回は本連載の最終回として、ネットワークの接続を見ていきたいと思います。また、サンプルとしてHTTPを用いた簡単なアプリケーションを用意しました。この連載の読者の方に「TCP/IPとは」と書いても釈迦に説法になると思いますので、ネットワークの基本的な知識は既知のものとして扱います。
Series60でのTCP/IP

 Series60のAPIレベルでは、IPv4とIPv6の双方が使用可能です。また、IP over BluetoothやIrDAなども利用することが可能です。

エミュレータ上のネットワーク設定

 エミュレータ上で[tools]→[Preference]→[Ethernet Settings]と選択すると、次のような画面が現れます。また、複数のネットワークカードをもつマシンであれば、一番下に[Select the adapter to use]の項目から使用するネットワークカードを選択して下さい(画面1)。

■ 画面1

 基本的には、一番上にある「promiscuous mode」にチェックを入れて、proxyなどの設定を適切に行えば問題ないはずです。

補足:

エミュレータでは仮想ネットワークドライバを利用し、新たなIPを要求します。筆者の失敗談になりますが、普段仕事をしている環境では、DHCPがMac アドレス認証を利用して物理的な無線LANカードにひとつのIPアドレスのみを割り当てるようになっていました。エミュレータの仮想的なネットワークドライバがIPアドレスを要求しますので、どうしても上手く動作しないときは原因のひとつとして疑ってみてください。
posted by シンビアン at 10:33| Comment(0) | TrackBack(0) | Series60プログラミングテクニック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

描画対象のグラフィックスディバイスの取り出しとフォントの設定

次に文字列を描画しますが、文字列の描画にはフォント情報が必要であり、フォント情報はグラフィックスディバイスクラスが管理をしています。そこで、グラフィックスディバイスのインスタンスを取得する必要があるのです。この一連の処理は、以下の形で行われています。

// 文字列の描画
CFont* iFont;
TTypefaceSupport myTypefaceSupport;
TFontSpec myFontspec(myTypefaceSupport.iTypeface.iName.Des(), 100 );

CGraphicsDevice* device= gc.Device();
User::LeaveIfError(
device->GetNearestFontInTwips(iFont, myFontspec));
gc.UseFont( iFont );

再描画のタイミング

 再描画を強制するためには、CCoeControl クラスにある DrawNow関数を呼び出します。今回のサンプルでは、以下の様に背景色を変更するときに、この関数を呼び出しています。

void CGraphicsTestContainer::ChangeBgColor()
{
if( bgColor == KRgbBlue )
bgColor = KRgbGray ;
else
bgColor = KRgbBlue ;
DrawNow();
}

ビットマップの使用について

 今回はサンプルとしては触れていませんが、ビットマップを画面に貼り付けることも可能です。ただし、注意が必要な点として、ビットマップはいわゆる Windows形式のビットマップから独自形式であるマルチビットマップ(拡張子:mbm)に変更する必要があります。最新のSDKであれば、プロジェクトの設定ファイルであるmmpファイルに使用するビットマップを記述すれば、ビルド時にマルチビットマップに変換をしてくれます。記述例としては下記のようになります。

START BITMAP graphicslab.mbm
HEADER
TARGETPATH ..\..\..\..\wins\c\system\apps\graphicslab
SOURCEPATH ..\bitmaps
SOURCE c12 background.bmp
SOURCE c12 ball.bmp
SOURCE c12 ball_mask.bmp
SOURCE c12 other_ball.bmp
SOURCE c12 other_ball_mask.bmp

 アプリケーションがビルドされると、筆者の環境では以下のパスにマルチビットマップのファイルができています。

C:\Symbian\8.0a\S60_2nd_FP2_J\epoc32\wins\c\System\
Apps\GRAPHICSLAB\graphicslab.mbm
-----
補足:筆者の環境では、以下のパスがエミュレータの
ファイルシステムのルートになっています。
-----
C:\Symbian\8.0a\S60_2nd_FP2_J\epoc32\wins

 このマルチビットマップ形式は「複数のビットマップファイルをひとつにまとめたもの」です。したがって、プログラム上で元のビットマップを取り出すには、そのインデックスを指定する必要があります。

 このインデックスの指定は、SDKディレクトリ以下のIncludeディレクトリに自動的にヘッダファイルを生成しますので、これを利用します(graphicslab.mbg:ファイル名はマルチビットマップファイル名と同一、ただし拡張子がmbgになる)。筆者の環境では以下に生成されています。

C:\Symbian\8.0a\S60_2nd_FP2_J\epoc32\include

 次回はTCP/IPを用いた通信について見ていく予定です。
posted by シンビアン at 10:32| Comment(0) | TrackBack(0) | Series60プログラミングテクニック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

描画を用いた簡単なサンプル

描画を用いた簡単なサンプル

 それでは、描画の処理を用いた簡単なサンプルを見て行きましょう(GraphicsTest.zip)。今回のサンプルでは、以下の処理を行います。

1. 背景の塗りつぶし
2. 直線の描画
3. 楕円(円)の描画
4. 文字の描画

 サンプルをダウンロードしていただき、これまでと同様にビルドしていいただければ、エミュレータ上で次のようなアイコンが表示されていると思います(画面1)。


 このアプリケーションを実行すると、次のような画面になります(画面2)。


 さらにメニューから「背景色の変更」を選択すると、次のような画面になります(画面3)。


サンプルコードの確認

 描画の処理を行っているコードはGraphicsTestContainerクラスのDraw関数に記載されています。それでは、この関数の中で行われている処理を見て行きましょう。まずは、関数の処理の先頭に

void CGraphicsTestContainer::Draw(const TRect& aRect) const
{
CWindowGc& gc = SystemGc();

と書かれていると思います。これはこのアプリケーションがもっている(主に液晶画面描画用の)グラフィックスコンテキストを取得してくる部分です。SystemGC関数自体はCcoeControlクラスに定義されている関数です。

 この次には、背景や直線、楕円(円)の描画の処理が続きます。こちらの部分に関しては、コードを追っていただければ特に説明は要らないと思います。

// 背景色を現在の色に設定する。
gc.SetBrushColor( bgColor );
gc.SetBrushStyle( CGraphicsContext::ESolidBrush );
gc.DrawRect( aRect );

// 直線を描画する
gc.SetPenColor( KRgbGreen );
gc.SetPenStyle( CGraphicsContext::ESolidPen );
gc.DrawLine( TPoint(10,10), TPoint(100,100 ) );
gc.SetPenStyle( CGraphicsContext::ENullPen );

// 描画モードを変更する。
gc.SetDrawMode( CGraphicsContext::EDrawModeOR );
gc.SetBrushColor( KRgbRed );
gc.DrawEllipse( TRect(50,50,150,150 ) );
gc.SetDrawMode( CGraphicsContext::EDrawModePEN );

-----
補足:通常の描画用APIと同様に、左上端が原点(0,0)です。

 また、楕円(円)の描画部分に関しては、描画モードをビットのORをとるように設定している点にもご注意ください。
posted by シンビアン at 10:11| Comment(0) | TrackBack(0) | Series60プログラミングテクニック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

グラフィックス描画

アミューズメント系アプリケーションや、通常のコントロールでは表示できないような描画を行う場合、グラフィックスの処理がどうしても必要になります。今回はこのグラフィックスの処理を見ていきましょう。
グラフィックスディバイスとグラフィックスコンテキスト

 Series60では、Win32 APIなどのようにグラフィックス関連の操作は抽象化が行われてます。この抽象化により、単に「画面上ある点から他の点に線を引く」「矩形に塗りつぶす」といった処理を行うことができます。この抽象化を担うのが「グラフィックスディバイス」と「グラフィックスコンテキスト」です。

 グラフィックスディバイスは、描画対象を表すクラスになります。通常、描画の対象となるものは(携帯でしたら)液晶画面と考えるのが一番自然でしょう。しかし、画面のチラツキを抑えるためにダブルバッファリングを行うと、どうしてもビットマップを別途用意する必要があります。このようなビットマップへの書き込みも、ビットマップを表すグラフィックスディバイスを用います。

 これに対して、グラフィックスコンテキストは描画のための関数や制御を提供するクラスになります。よくある説明としては、

* グラフィックスディバイスは描画される紙やキャンパスにあたる
* グラフィックスコンテキストは描画する際に用いるペンや筆である

といわれることが多々ありますが、今回もこのように考えれば大丈夫です。

グラフィックスディバイス

 先に述べたとおり、グラフィックスディバイスは「描画の対象を抽象化する」ためのクラスです。しかし、液晶画面に描画するのか、ビットマップ領域に描画するのかで使用するクラスが異なってきます。

 Series60では、APIとしてC++のライブラリを利用していますので、複数クラスがある場合は当然、クラスの階層関係が考えられます。グラフィックスディバイス関連のクラス階層の頂点(つまりもっとも抽象的なクラス)がCGraphicsDeviceクラスになります。そして、各々の描画対象を表すクラスは、このCGraphicsDeviceクラスを継承する形で定義されています(図1)。

■ 図1 グラフィックスディバイスのクラス構成 (出典:NRIラーニングネットワーク 「ノキア Series 60 C++開発入門コース」より)

 CGraphicsDeviceクラスが持つメンバ関数としては以下のものがあります。つまり直感的には、描画を行う際に必要な情報を管理していると見ていただいても構わないと思います。

* ディスプレイ領域の管理
SizeInPixelsやSizeInTwipsなどの関数
* フォントの管理と取得
GetNearestFontInTwipsなどの関数
* カラーフォーマットの管理
DisplayMode関数

グラフィックスコンテキスト

 一方、グラフィックコンテキストは描画を行う際に利用するペンやブラシのようなものです。ですので、具体的な描画用関数はこのグラフィックスコンテキストクラスが持っています(図2)。

■ 図2 グラフィックスコンテキストのクラス構成 (出典:NRIラーニングネットワーク 「ノキア Series 60 C++開発入門コース」より)

 CgraphicsContext クラスが持つメンバとしては以下のものがあげられます。

* 自身が描画を行う対象であるグラフィックスディバイス
Device関数
* 文字描画に使用するフォントの選択
UseFontやDiscardFont関数
* 図形描画に使用する各種設定を行う関数
SetPenSize、SetBrushColorなどの関数
* 実際に図形/文字の描画を行う関数
DrawEllipse, DrawLine, DrawText, DrawBitmapなどの関数群

posted by シンビアン at 10:08| Comment(0) | TrackBack(0) | Series60プログラミングテクニック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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